老犬の夜泣きはなぜ起こる?考えられる原因と対処法をご紹介!

老犬の夜泣きはなぜ起こる?考えられる原因と対処法をご紹介!

みなさん、今年のGWはどのように過ごされましたか?
私は久々に幼馴染の家に行ってホームパーティーをし、楽しい休日をおくることが出来ました☺
幼馴染の家ではオスのチワワを飼っているんですけど、久々に見たらすごく動きがゆっくりになっていて友人に年齢を聞いたら「15歳だからもう老犬なのよ~」とのこと。
昔はぴょんぴょん私にも飛びついてきていたので、時の流れを感じました。

で、話題は一気にその子に。
最近夜泣きをするようになったようなのですが、なぜなのか原因がわからなくてちょっとした悩みなんだとか。
それを聞いて老犬が夜泣きをなぜするのかや対処法はあるのか気になったので、今回はそれについて調べてみました!

なぜ老犬の夜泣き(鳴き)は起こるのか?


では早速、なぜ老犬の夜泣きは起こるのか、その原因について調べてみたことをまとめていきます!

体の痛みからくるもの

人間と同じように、犬も老犬になると成犬の時と比べて体に様々な不調が増えていきます。
また、活発に動き回ることが減り、同じ体制で長時間いることが増えることから床ずれの痛みや関節痛、病気からくる痛みなどが原因となって夜泣きをする可能性があります。

認知症によるもの

犬にも“認知症”があるのですが、認知症の症状の一つとして夜泣きが挙げられます。
また、夜泣き以外にも同じ場所でぐるぐると回り続けたり、飼い主の呼びかけに無反応、食事をしたことを忘れて要求する、おもらしなどといった症状も見られるんだとか。

のどの渇きや空腹、排せつなどの不自由からくるもの

老犬の夜泣きの原因として多いのが体の不自由からくるものです。

  • のどの渇き
  • 空腹
  • 排せつ

など、犬自身が自分で行うのが難しく飼い主の手助けが必要な場合、要求として夜泣きをするケースがあります。

不安感や寂しさ、甘えからくるもの

老犬になると、身体機能の低下から聴覚や視覚も衰えるため、「見えない」「聞こえない」という不安を抱くことが増えます。
そしてその不安は飼い主にそばにいて欲しいという甘えや寂しさにつながり夜泣きをすることがあるのです。

寝床環境の不快感からくるもの

成犬時に比べて老犬になると寒い環境が苦手になります。
そのため寝床スペースが窓際等で外の冷気が伝わりやすかったり、隙間風が入ってくる場合寒さを訴えるために夜泣きをすることがあるようです。
また、寝床に置いてあるベッドの寝心地が悪い場合も不快感から夜泣きをすることがあるんだとか。

老犬の夜泣きは無視しても大丈夫?

老犬の夜泣きは無視しても大丈夫?
犬のしつけの本などを読んでいると、子犬が夜泣きをする場合は反応をすると「鳴けば飼い主がかまってくれる」と思い込み余計夜泣きが酷くなるため、夜泣きをやめさせるためには無視するというしつけ方法を目にすることがありますよね。

しかしこれは老犬には当てはまらない対処法なので、「無視」という手段は択ばないようにしてください!

というのも子犬の夜泣きの原因は慣れない環境での不安や寂しさからくることが多いから。
先程挙げた老犬の夜泣きの原因とは少し状況が異なるため、対処法は別の方法をとるようにしましょう。

老犬の夜泣きの対処法を紹介

老犬の夜泣きの対処法を紹介
では、老犬が夜泣きをした際、どのように対処したら良いのでしょうか?
適切な対処法を調べてみたのでここでご紹介いたします!

要求による夜泣きなのか突き止めて応えてあげる

なぜ夜泣きをしているのか、何か要求があるのかを突き止めて、それに対するサポートをしてあげると良いでしょう。

トイレに行きたいやお腹がすいた、寝心地が悪いなど不快に思う状況で夜泣きが考えられるため、愛犬の様子を観察して考えられる要求をかなえてあげてみてください。

また、老犬は成犬の時より体に多くの負担がかかってくるため、生活環境を見直して事前に整えておいてあげることで夜泣きを減らすことが出来るかもしれません。

たとえば、食事内容や食器の高さ・配置、トイレの位置(場合によって粗相で寝床を汚さないために犬用おむつの使用)など、愛犬が気持ちよく生活するために見直せるところはたくさんあります。

日中に活動をさせる

老犬になると日中はずっと寝て過ごすことが増えますが、お昼寝が長時間になると夜に目がさえて眠れなくなってしまうため、できるだけ昼間は起こすようにしましょう。

そして無理のない程度で軽い運動や散歩に連れて行き、運動不足を解消させてあげることで昼夜逆転になるのを防げるので夜泣き予防にも効果が期待出来ます。

また、日中に日の光を浴びる事は体内時計を整えてくれるのですが、それ以外にも日の光には脳を活発にして認知症予防にも良いと言われているので日光浴だけでもさせてあげると良いかもしれません!

動物病院を受診する

もしかしたら病気や体調不良が原因となって夜泣きをしている可能性も考えられるため、念のため早めに動物病院を受診してみるようにしましょう。
もし病気が原因だった場合、適切な治療を受けたり薬を処方してもらうことで夜泣きが緩和されることがあります。

また、認知症が夜泣きの原因かどうかにおいて、判断材料として夜泣きの様子や普段の行動を動画に撮って診察時に医師に見せるというのも有力だそうなので試してみてください!

絶対ダメな対処法は「叱る」ということ

ちなみに、夜通し夜泣きをされると飼い主もストレスからついつい叱ってしまいたくなることがあるかもしれませんが、強く言葉で叱ったり、はたまた叩いたりなどということは飼い主との信頼関係が崩れてしまいます。
上で話した「無視をする」という対処法同様に、ストレスから余計に夜泣きが悪化することがあるのでやめましょう。

対処しても老犬の夜泣きが続く場合は…

対処しても老犬の夜泣きが続く場合は…
上記の対処をとってもなかなか夜泣きがおさまらない場合、飼い主に出来ることはあるのでしょうか?
正直、老犬のサポートって決して楽なものではないので、飼い主自身が疲れて体調を崩してしまうということもなくはありません。

愛犬は飼い主意外に頼れる存在がいないため、飼い主が倒れないためにもひとりでひっきりなしに介護をするのではなく、たまには老犬ホームなどを活用して飼い主自身が息抜きの時間を作ることも大切です。

老犬を飼う飼い主必見!お得プランがある老犬ホームを紹介

たとえば老犬ホーム&ペットホテルのTHE ケネルズ東京では『老犬サポートプラン』というサービスがあります。

内容としては1ヶ月のうちでケネルズ東京に最大で20泊(もしくは10泊)でき、残りの日はお家で過ごせる新プランです。

✔ 愛犬(老犬)の昼夜逆転や夜泣き、介護が増えて家でお世話するのが大変になってきた
✔ 仕事で平日はお世話をするのが難しいけど、休日は一緒に家で愛犬と過ごしたい
✔ いずれ老犬ホームの利用を考えているけど急に愛犬にずっと会えなくなるのは不安だし寂しい

このように考える飼い主さんのために、老犬サポートプランは飼い主の負担を少しでも軽くして愛犬と1日でも多く一緒に過ごせるためにお手伝いをしてくれるんだとか。
ちなみに24時間有人体制なので、安心して愛犬を預けることが出来そうです!

ということで、自宅で老犬を飼われている飼い主さんは参考にしてみてくださいね~😉🙌