こんにちは。
「薄毛」というと、おじさんの悩みというイメージがありましたが、コロナ禍で薄毛の悩みの若年層化が加速しているそうです。
原因として考えられるのが、新しい生活様式によるストレスの増加、生活リズムの乱れなどでしょう。また、コロナの後遺症やワクチンの副作用でも、薄毛・抜け毛がみられることもあるようです・・・
今回は、自分で治すことができる薄毛とクリニックでの治療が必要となる薄毛の原因について調べてみました!
自分で治すことができる薄毛の原因
生活習慣の乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で一時的に抜け毛が増えたり、薄毛になっている場合は、自分で治すことができるケースもあると言います。
栄養の偏り
食生活の乱れ、栄養の偏りは健康な毛髪の育成を妨げます。
動物性脂肪の多い高カロリーな食べ物やインスタント食品などを摂りすぎると、血液中のコレステロールが増加し薄毛や抜け毛の原因となります。
外食やコンビニ食品、インスタント食品を日常的に食べている人は要注意ですよ。
睡眠不足
睡眠不足や睡眠の質の低下は、成長ホルモンが上手く分泌されないことで薄毛や抜け毛を招きます。成長ホルモンは、身体の細胞の修復や成長を促すホルモンで、「身長を伸ばすホルモン」としてもよく知られているでしょう。実は、タンパク質のもととなるアミノ酸を取り込み、細胞内のタンパク質を合成を促すため、髪の健康にも関係しているのです。
毛髪の構成成分の80%以上がタンパク質と言われており、成長ホルモンの分泌量が減少すると、髪の成長や修復がうまく行われません。
成長ホルモンは、副交感神経を優位にする深い眠りのノンレム睡眠が始まると多く分泌されます。とくに入眠後の3時間に最も成長ホルモンが分泌されるそうで、このゴールデンタイムが睡眠の質を大きく左右すると言えるでしょう。
ストレス
ストレスを感じると交感神経が活発になり血管が収縮します。過度なストレス状態が続くと血流が低下し、髪の毛まで栄養がしっかり行き渡らなくなるため、頭皮環境の悪化につながります。
過度なアルコール・喫煙
適度な量であれば、アルコールは血管を拡張させて血行を促進します。
しかしながら、過度な量のアルコール摂取は、毛細血管を収縮させてしまうため、髪の毛まで栄養が行き渡らなくなり薄毛や抜け毛の原因となります。
お酒を飲む際は、飲み過ぎに注意しましょう。
また、タバコに含まれるニコチンも毛細血管を収縮させてしまうので、同じように髪の成長を妨げてしまいます。ニコチンの他にも、シアン化水素や一酸化炭素など多くの有害物質が含まれており、体に様々な悪影響を及ぼすので、できるだけ吸わないのが理想的です。
自分で治すことができない薄毛の原因
何らかの脱毛症を発症している場合は、薄毛を自分で治すことが難しいようです。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症で、男性の薄毛の90%以上を占めていると言われています。AGAは「DJT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンが、毛母細胞にあるホルモンレセプターと結合し、発毛を抑制する「TGF-β」が増加することで発症します。
参考:植毛とは|親和クリニック福岡院サイト
自然治癒することはなく、途中で進行が止まるということもありません。
そのため、症状を悪化させないためにも、できるだけ早い段階からクリニックで治療を行うことがおすすめです。
AGAを根本的に改善したいなら自毛植毛がおすすめ
AGAは治療薬の投与により進行を抑制する効果が期待できますが、服用を中止すると再び薄毛が進行してしまいます。効果を持続させるためには、服用を続けなければなりません。月にかかる費用は15,000~30,000円くらいなので、薄毛治療の中でも比較的始めやすい治療法と言えます。
現在、AGAの根本的な改善が期待できる唯一の治療法と言われているのが「自毛植毛」です。後頭部などのAGAの影響を受けにくいとされる毛髪を薄毛が気になる部分に移植する手術で、親和クリニックなどで受けることができます。
自分の髪の毛を移殖するので、人工毛植毛に比べて、拒絶反応や感染症などのリスクがほとんどありません。また、移植した毛髪が生着すれば、他の健康な髪と同じように半永久的に生え変わり続けます。カラーやパーマなど、髪型も自由に楽しむことも可能です。
自毛植毛は外科手術となるので、一度にかかる費用は高額になりやすいですが、メンテナンスや維持費用がかからないので、長い目で見れば他の治療法と変わらないでしょう。場合によっては、自毛植毛の方がコストを抑えられることもあります。
薄毛・抜け毛の悩みは、まずクリニックに相談しよう
生活習慣やストレスによって一時的に薄毛・脱毛が見られる場合は、自分で治すことができる可能性もあります。しかし、薄毛の原因は様々であり、自分で思っているよりも複雑であることが多いでしょう。
症状が進行して手遅れになる前に、一度クリニックで相談することが最善です。